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第24回 堀川1000人調査隊会議開催さる

 第24回調査隊会議が平成31年2月23日に名古屋都市センターで開催されました。
 その概要は次のとおりです。
1、 名古屋市の水環境改善に向けての取り組み(新規事業)
《 緑政土木局関係 》
(1) ヘドロの除去
・堀川では平成30年度から五条橋地区で護岸の整備に合わせてヘドロの除去に 着手。来年度以降も実施。
・新堀川では下流部は平成30年5月に完了。上流部(舞鶴橋~立石橋)は平成30 年9月に着手し、平成31年2月に完了。
(2) 瀬・淵の設置
平成31年3月に木津根橋上流に設置。全体で6箇所。
(3) 浅層地下水の利用
現在8箇所で70L/秒。来年度は黒川1号線上流に設置。
(4) 啓発看板の設置
納屋橋を中心に10箇所設置。
《 上下水道局関係 》
(1) 名城水処理センターに簡易処理高度化施設の設置(雨天時の放流水質向上)。平成31年度稼働予定。
(2) 堀川左岸雨水滞水池14,000m3。平成31年度完成予定。
《 環境局関係 》
 ・新堀川浄化に向けた地下水活用の検討
 ・山崎川の河床の湧水を増やす取り組みの検討。
2、 調査結果に基づく報告《事務局》
 ・調査を開始してしてから12年になる。データ数は5、500件になり、 新堀川の調査件数も500件を超えた。行政に対して要望が出せるようになり、 きれいになってきている。
[ 新堀川の特徴 ]
・年間をとおして水の汚れの印象は良くない。
・色は堀川よりも白色系と赤潮系が多い。春季は白濁系、夏季は赤潮系。
・臭いは年間を通して腐卵臭。
・CODは堀川の2倍の20mg/L超。秋季が高い。
・透視度は堀川と変わらない。
・最上流部で堀留水処理センターの放流水が入る。そのため水温が高い。
・川底が深く、平坦で下の方の水が変わらない。
・堀川との合流点で川幅が広くなっている。そのため、流れが遅くなり、ヘドロが 堆積する。
[堀川の浄化の状況]
・水の汚れについては上流から下流まで印象が良くなっている。
・においの発生状況も改善されており、秋から初冬にかけては、においは気にならない状況になっている。
・秋の一斉調査では、小潮の時も、大潮の時も船の運航によるヘドロの巻き上げ はなく、船上でも臭いは気にならない状況であった。船の運航により泡が発生 したが10分程度で消滅した。
  [その他]
・緑政土木局から「名古屋市総合排水計画(案)」についての意見提出の依頼が あった。
・次回の会議予定は2019年9月の土曜日で、会場を含めて4月に正式な連絡 がある。
・春の一斉調査は船の運航と堀川浄化の関係を調査する。
 5月11日、5月18日、5月19日、5月29日。
 船はフラワーフェスティバルに合わせて五条橋~松重閘門の間で運行される。
・最後に、「新堀川も変わりつつある。新しい施策も出てきている。記録をして次 に繋げていきたい。新しい施策についても検証していきたい。」という挨拶で 会議は終了した。
(詳細については堀川1000人調査隊を参照ください。)

第23回 堀川1000人調査隊会議開催さる

 第23回調査隊会議が平成30年9月29日に名古屋都市センターで開催されました。
 その概要は次のとおりです。
1、名古屋市の水環境の改善に向けての取り組み(新規事業)
(1)ヘドロの除去
・堀川では平成30年度から五条橋地区で着手。
   (護岸整備、河床掘削に合わせてヘドロ除去)
・新堀川では上流部(舞鶴橋~立石橋間)のヘドロ除去を9月から施工中。
(2)瀬・淵の設置
   平成30年度は北区の木津根橋上流で設置予定。
(3)浅層地下水の活用
   平成30年度は黒川1号線上流で調査
(4)汚濁物質の除去・流入削減
・ごみ除去装置の設置・・・全体計画126、今後14箇所を予定。
・簡易処理高度化施設の設置・・・平成31年度稼働予定。
・堀川左岸雨水滞水池・・・平成30年度末完成予定。
2、調査結果に基づく報告(事務局)
(1)第23ステージ終了時でデータ数は52000件、うち、新堀川が400件。
(2)第23ステージの特徴的なことは、記録的な高温で、雨も多かった。
 このような中でも、水質は改善している。中流部(朝日橋~松重橋)だけは水の汚れの印象が悪化している。透視度は改善しているが、あわ、におい、ごみが影響している。
(3)以前は雨が降った時は水質のデータが悪化していたが、雨が降った日の方が良いというデータもある。堀川右岸雨水滞水池の効果が発揮されているのではないか?
(4)新堀川も400件のデータが集まり、月ごとの整理ができるようになった。
 水の汚れの印象は通年、きたない、ややきたないの割合が50%を超えている。
 4月~10月、3月は80%を超えている。水の汚れの評価は主に色でされている。
 新堀川では白濁系の色が40%を占めている。緑色系、黄褐色系の色では、プランクトンが関係している可能性が指摘されている。
3、 その他
(1) 次回の会議予定
   平成31年2月23日(土)
(2) 第9回堀川一斉調査
   平成30年11月17日(土)、18日(日)、 23日(土)、24日(日)
   試験運航(朝日橋~納屋橋~宮の渡し)による堀川の変化を調査
(詳細については堀川1000人調査隊を参照ください。)

第22回 堀川1000人調査隊会議開催さる

 堀川1000人調査隊2010の第22回調査隊会議が平成30年2月17日に名古屋都市センターで開催され、市民、行政あわせて約80名が参加しました。
1、 名古屋市が取り組んでいる水質改善の新規事業
・堀川の覆砂工事
 五条橋~中橋(300m)から巾下橋~桜橋(700m)に拡大された。
・新堀川の悪臭対策
 今年度下流の浮島橋付近(堀川合流地点上流)のヘドロ除去を実施。
 来年度、最上流部のヘドロ除去予定。
・100mm/h安心プラン
 ゲリラ豪雨に対し、浸水被害の軽減を図る取り組みを支援する国の制度。
 堀川上流部(錦橋~中土戸橋上流)名駅周辺が平成30年1月31日登録。
 来年度は伝馬橋~桜橋間で護岸整備に着手。
2、調査結果に基づく報告
・堀川1000人調査隊は発足以来11年になり、調査結果の報告数は4,952件で毎年400件程の調査が実施されている。データが集積し、根拠のある提言ができるようになった。
・堀川の悪臭は減っている。
 悪臭はヘドロとドブ臭によるもので、市のヘドロのしゅんせつ、下水道の合流改善の施策が適切で効果が出ている。平成30年度に堀川左岸雨水滞水池が完成するとさらなる改善が期待できる。
・堀川は、雨が降ると汚れ、臭いなど水質が悪化するというのが常識になっていた。
 平成25~26年を境にして雨が降ると却って印象が良くなっている。河川の浄化能力が回復してきている。
・透視度、CODといった項目より、臭いという五感でみると改善状況が良く分かる。
・2022年に堀川の定期船の運航が計画されている。2010年のCOP10の時の社会実験で船が走ると川がきれいになった。納屋橋~朝日橋間は河床が浅く、撹拌効果が大きいので一層の浄化が期待できる。
・新堀川については、ヘドロの除去が今年度は浮島橋付近、来年度は上流部で行われる。比較検討できるように事前の調査記録を残してほしいという要望があった。
・質疑の中で、平成25年、平成26年を境にして堀川の水質が改善に向かったことについて、上下水道局は、堀川右岸雨水滞水池は平成22年9月に完成したが、雨水の取り込み時期については調査すると説明した。その他に、ごみを出さないようにごみ除去装置を111箇所順次設置したことも効果が出ているのではないかと話した。また、簡易処理高度化装置が堀留水処理センターでは平成30年度に、名城水処理センターでは31年度に完成すると説明があった。
3、その他
   ・春の小潮の一斉調査 平成30年5月8日
   ・次回の調査隊会議予定 平成30年9月8日
(詳細については堀川1000人調査隊を参照ください。)

 

第21回 堀川1000人調査隊会議開催さる

 堀川1000人調査隊2010の第21回調査隊会議が平成29年9月9日に名古屋都市センターで開催され、市民、行政あわせて約80名が参加しました。 名古屋市緑政土木局及び同上下水道局による報告、平成29年度の事業計画などの説明、市民調査隊による成果報告と質疑が行われました。
 緑政土木局から、平成29年度の事業として、堀川においては、五条橋地区における覆砂施工区間の拡大など、そして新堀川においては悪臭対策としてヘドロの堆積状況の調査結果や、今年度浚渫する予定の報告がありました。
 上下水道局からは、あらたに名城水処理センターに設置する簡易処理高度化施設の説明と9月に供用開始した露橋水処理センターの高度処理、中川運河の水循環などについての説明がありました。
 次に、市民調査の報告が行われました。
 ポイントは、4月18日に行われた春の大潮一斉調査及び新堀川の水質についての市民の報告と、今回の行政の報告であきらかになった新堀川でのヘドロの堆積状況に「かなりの相関関係がみられる」という点でした。
 大学調査隊として出席した名古屋工業大学の冨永晃宏教授からは、大学が調査した新堀川のヘドロの堆積状況や、新堀川の塩分濃度や溶存酸素(DO)の水平、鉛直方向の分布状況の報告がありました。
 特に新堀川では、ヘドロをとりさえすれば水質の問題が解決する!という問題ではなく、堀川に滞留する塩水をいかにして循環させ入れ替えるか、また淡水化をはかるか、という次の問題が控えている、という指摘がありました。
 名古屋市は新堀川下流部(堀川との合流点)のヘドロの浚渫を今年度内に予定しているが、悪臭などの苦情の多い新堀川上流部では、まだヘドロの浚渫が予算計上されていないということも説明がありました。
 そこで、まずは新堀川上流部のヘドロの浚渫を早期に実施してほしいという要望を参加した市民の全会一致で採択、緑政土木局に申し入れました。
 同時にヘドロの浚渫だけでは新堀川の浄化が一気に達成されるものではないにしても、この一つの大きなステップを、市民として新たな調査活動で成果と課題を確認しながら一歩一歩進んでゆこうということを確認しあいました。
 また、覆砂が行われる堀川中流部(巾下橋~錦橋)区間についても、変化を観察しながら記録に残してゆこうと申し合わせをしました。
 さらに来年の5月8日に実施する春の小潮一斉調査についての説明も行われました。
 最後に、名古屋市緑政土木局の三輪局長から、市民の活動に対する感謝の言葉と市民の期待に応えて堀川・新堀川の浄化に取り組んでいきたいという力強い言葉をいただき、閉会しました。
(詳細については堀川1000人調査隊を参照ください。)

 

第20回 堀川1000人調査隊会議開催さる

 堀川1000人調査隊2010の第20回調査隊会議が平成29年2月18日に名古屋都市センターで行われました。その概要は次のとおりです。
 堀川1000人調査隊は、平成19年3月に発足し、10周年を迎える。隊員は5万人を超え、データ数も4,500件を超えた。
1. 名古屋市の施策
(1)緑政土木関係
・平成28年度分
納屋橋船着場周辺のヘドロ除去(H29.1)
夫婦橋下流に瀬淵を施工(H29.1)
ヘドロの除去 現在尾頭橋付近で施工中(これまで約15万m3除去)
田端橋の下流で浅井戸の調査検討中
・平成29年度の予定
五条橋地区の堀川浄化策:覆砂施工区間の拡大1,100m(巾下橋~錦橋)
新堀川の悪臭対策:対策を検討するための中流部のヘドロの堆積状況測量
上流部、下流部はH28に実施、それぞれ最大80cm、2mのヘドロ層を確認
(2) 上下水道局関係
・名城水処理センターのろ過処理装置(H22年稼働)SS60%除去
・ごみ除去装置の設置 全体126箇所、設置済101箇所、H28年11箇所
・ごみキャチャ― (H18年稼働)平成28年度 1.1トン(12月末現在)
・守山水処理センター再生水の送水 4,000m3(4~10月)
・汚濁物質の除去・削減(貯留施設の建設)
 大曽根雨水調整池(12,000m3) H18年稼働
 堀川右岸右岸滞水池(13,000m3)H22年稼働
 平成27年度の滞水累計実績 約680,000m3
 堀川左岸雨水滞水池(14,000m3)H30年稼働予定
2. 調査データの分析結果
・19ステージは、気温が高く、雨が多く、日照時間が短かった。その結果、短期的には堀川の印象が悪くなった。堀川は、秋~冬の印象が良いが、新堀川は秋~冬も良くならない。冬場の1月の水温が舞鶴橋では、納屋橋と比べて4~6℃高い。水温が影響しているのではないか?
・堀川では、透視度は上流から改善してきている。CODは秋~冬において朝日橋~松重橋間で改善されている。あわの発生状況は気温と関係している。朝日橋~松重橋間で改善傾向にある。においの発生状況も改善傾向にある。ごみについては陸上のごみが減少すると、浮遊ごみも減少する。清掃活動は浮遊ごみの減少につながる。生き物の様子については、鳥類は増加してきている。カワセミも住み着いている。しかし、魚については増えていないようだ。水質が良くなり、水中にいて確認できないのではないか?という見解であった。
・新堀川では、においは舞鶴橋から記念橋の間で「ひどくにおう」、「ややにおう」が85~94%と高い。汚れの印象については鶉橋と大井橋で「きたない」、「ややきたない」の割合が90%を超えている。水温が立石橋付近までは水温が変化していない。このため、水温が高い状況が新堀川の水質の悪化の原因ではないかという質問が出された。このことについては、市の方から、海水の遡上の実態、水温の影響などを含めてデータが不足しているので協力して欲しいという要請があった。
3.ビデオの放映
 平成28年12月4日に行われた「木曽川がつなぐやまとまち・上下流交流会」の様子が放映された。
4.その他
 鯱城・堀川と生活を考える会が実施した元杁樋門から港新橋間8時間連続水質調査の結果報告があった。
・中土戸橋より上流は海水の影響はない。
・透視度は山王橋~瓶屋橋間が低い。
・CODは上げ潮のときは上流部の方が悪い。
・DOは納屋橋~山王橋が低い。
5. 連絡事項
  ・春の大潮調査  平成29年4月28日
  ・次回会議    平成29年9月9日
 最後に、全員で本格的な浄化施策として木曽川からの浄化用水の導水の実現を目指すことを確認して閉会した。
  (詳細については堀川1000人調査隊を参照ください。)

第19回 堀川1000人調査隊会議開催さる

 平成28年9月3日(土)、第19回堀川1000人調査隊会議が開催され,約80人が参加しました。
 事務局から、これまでの4,400件に迫る定点観測データを分析し、新たな知見として降雨と翌日との関係について概略次のように報告されました。
 中下流部では、降雨の翌日の堀川は、色が悪く臭いも感じて印象が悪化するのに対し、名古屋市の合流式下水道改善施策が直接的に影響のある上流部では、中下流部とは反対に降雨の翌日の堀川はかえって印象が良くなる、という新しい発見があったことが報告されました。
 また堀川での魚の大量死と降雨と大潮、長潮、若潮等との関係について今後検証してゆきたい旨の報告がありました。
 また、今年度、再開発の進む納屋橋地区において、ヘドロの除去を行う計画も報告されました。
 こうした報告を受けて、質疑応答・意見交換時に、名古屋市に対して、ヘドロの覆砂範囲をぜひ広げてほしいという申し入れを事務局が提案、全員が賛成し、名古屋市に要望をすることになりました。
 (詳細については堀川1000人調査隊を参照ください。)

第18回 堀川1000人調査隊会議開催さる

 堀川1000人調査隊2010の第18回調査隊会議が平成28年2月6日に名古屋都市センターで行われました。その概要は次のとおりです。
1.名古屋市による施策の紹介(平成27年度の実施分)
 ・地下水の利用・・・中土戸橋上流に井戸の設置(現在工事中)
 ・ヘドロの除去・・・尾頭橋下流 700m3
 ・五条橋上流右岸に親水広場が完成(11月)
 ・矢田川伏越でのしゅんせつ工事(平成28年1月26日から2月5日)
 ・合流下水道の改善(ごみ除去装置の設置)・・・10箇所
2.調査結果の報告等(事務局)
 ・春の大潮一斉調査 平成28年4月8日(金)写真も添付して欲しい。
 ・データの集積が4000件を超えた。データの集積が施策に繋がる。
 ・水質改善の状況は市民生活レベルで確認できるようになってきた。
 ・水の汚れの印象は(きれい~どちらとも言えない)の割合が猿投橋~大瀬子橋間において、春~初夏で42%、秋~初冬で61%まで改善している。
 ・においの発生状況は(ひどく臭う~臭う)の割合が、朝日橋~松重橋間において春~初夏で44%(平成22年)から17%に減少している。
 ・水深による印象の変化については、朝日橋を中心に評価が分かれている。
  上流部では水深が浅くなるときれいに見える。朝日橋~松重橋間では浅くなると印象が悪くなっている。
 ・浮遊物(人工ごみ)は、全区間で5割以下(平成19年の第1ステージ比較)に減少した。
 ・覆砂等による浄化実験は1年経過したが、白い砂粒は確認されており、流失はしていない。
  9月から11月には新しい生物も見られ、食物連鎖による自浄作用の高まりも期待される。
 ・新堀川については上流部の印象が悪い。白濁が見られ、青潮の影響が出ている。
  全体にデータが少ないので、データの蓄積が必要。
3.ビデオの放映
 ・11月28日に開田高原で開催された木曽三川がつなぐやまやまちインターネットフォーラムの様子が紹介された。
(詳細については堀川1000人調査隊を参照ください。)

第17回 堀川1000人調査隊会議開催さる

 堀川1000人調査隊2010の第17回調査隊会議が平成27年9月5日に名城水処理センター3階大会議室で行われました。その概要は次のとおりです。
1、これからのイベントの紹介
    9月12日 クリーン堀川一斉清掃
          北区(北清水公園)
          中区(納屋橋)
          熱田(宮の渡し公園)
    11月28日インターネット上下流交流会
          開田高原
    平成28年2月6日 第18回調査隊会議
          名古屋都市センター
2、 名古屋市の報告
(1) 浄化実験について
・平成27年1月に五条橋から中橋の区間で施工された浄化実験の調査資料の採取が7月31日に行われ、臭気調査、底質調査、底生生物調査等が実施された。
・ 調査結果ではCOD、酸化還元電位など一部の項目では変化が 確認されたが、今後も継続して調査を実施する必要があると報告された。
(2) 環境改善の施策
・ 水源の確保
今年度は名城公園の中土戸橋上流に0.01m3/sの井戸を設置する。
・ ヘドロの除去
住吉橋~尾頭橋間で前年度に引き続き上流側を実施する。
・ 合流式下水道の改善
堀川左岸雨水滞水池建設中(14,000m3)
・ 名城水処理センターの高度処理
ろ過装置によりBOD15%、SS60%が改善されている。
・ ごみキャッチャーの修繕
平成27年3月に角度を改善し、機能が向上した。
・ 下水再生水の利用
守山水処理センターの膜処理水を利用。
4月から10月。日量4000m3
・ 親水広場の建設
五条橋上流右岸の橋詰に建設中、10月に完成予定。
3、 調査隊の調査結果の分析
・五条橋~中橋の浄化実験の現場では鳥類、魚類などの生物が目立つようになってきている。ヘドロの巻き上げが減少し、透視度も改善してきている。CODについても改善している。これからも見守っていきたい。
・堀川の汚れの印象を経年的にみるは、木曽川導水停止後一時的に悪化したが、名古屋市の施策に伴って改善傾向にある。
 そうした中で、朝日橋~松重橋の改善の割合は他の区間よりもよくない。
・印象の評価はにおいが減少し、透明感が増加している。
・月別に水の汚れの印象をみると、8月がもっとも悪い。
・朝日橋~松重橋の中流域は年間を通して悪いが、春から秋口の印象が特に悪い。
・においの発生状況は猿投橋~大瀬子橋間で改善している。中流域で     「ひどく臭う~臭う」が多い地区はあわの発生が確認される地区と合   致している。
・4月20日は大潮で一斉調査日であった。当日は11時から15時にかけて雨が降った。そのため、調査の着目点である白濁、赤潮の遡上、ヘドロの巻き上げ、泡の発生の発生は見られなかった。この日の潮位の変化は約2、4mであった。
・堀川では満月、新月の近くに雨が降ると魚が浮きやすいという傾向にある。
・堀川の実態が分かれば原因が分かることから、今後も調査を継続することが確認された。
4、ビデオの放映
 8月23日に納屋橋で行われた、第11回エコロボットコンテストの模様が紹介された。
(詳細については堀川1000人調査隊を参照ください。)

第16回 堀川1000人調査隊会議開催さる

 堀川1000人調査隊2010の第16回調査隊会議が平成27年2月15日に名古屋都市センター11階大研修室で行われました。その概要は次のとおりです。
1 名古屋市による施策の紹介
 これまでの施策に加えて平成26年度においては、新規水源として猿投橋に井戸が設置されました。志賀橋上流においても井戸が設置されます。
 また、平成27年1月中旬に五条橋~中橋間300mにおいて浄化実験工事が施工されました。今後調査を行い、効果を確認していきます。(事業費1700万円)
2 ビデオの放映
 平成26年11月22日に木祖村で行われた「木曽三川がつなぐ山とまち第8回インターネットフォーラム」の様子が紹介されました。
3 調査結果の報告
・ 堀川においては、木曽川導水停止後においても年ごとにバラつきはあるものの、全体として改善傾向にあると報告されました。その原因としては名古屋市において実施されている名城水処理センターの高度処理、合流式下水道の改善等の施策が有効に機能しているのではないかという説明がありました。
・ 新堀川については鶉橋~大井橋間の水の汚れの印象が悪く、においについても<におう~ひどくにおう>の割合が高いと報告されました。会場からは堀川に比べ川の断面に対して流量が少なくないとか河床の勾配が緩やかなことが影響しているのではという意見がありました。
・ 平成26年10月8日の皆既月食のときの大きな潮位の変化による影響を調査しましたが、堀川の水環境としては大きな変化はありませんでした。この原因としては秋で赤潮、青潮が発生しにくい時期であったことや10月6日に台風18号で大雨があったことによるものと説明されました。
・ 平成27年4月20日に春の大潮がありますので、この日に水位変化の大きい時の堀川の様子を調査することになりました。毎年、春の大潮での一斉調査を行う予定です。
(詳細については堀川1000人調査隊を参照ください。)

第15回 堀川1000人調査隊会議開催さる

 堀川1000人調査隊2010 第15回調査隊会議が平成26年9月27日に 名古屋都市センターで開催された。

1、名古屋市の施策の紹介
(1) 水源の確保
 庄内川からの導水ほか、これまでに0、035m3/sの浅層地下水の確保 をしている。
 新規に8月に猿投橋上流に0、01m3/sの施設が完成した。さらに、 平成27年3月に志賀橋上流に0、01m3/sの施設が完成予定。
(2) ヘドロの除去
 平成6年度~平成25年度に護岸工事と一体的に実施し、146,000 m3を除去。
(3) 下水処理水の利用
 守山水処理センターの膜処理水4,000m3/日を4月から10月に通水。
 今年度は工事の関係で中止。
(4) ごみキャッチャー(城北橋下流)
 平成25年度 0、8トン
(5) 名城水処理センターの高度処理
 ろ過装置で BODが22%、SSが70%超除去されている。
(6) 合流式下水道の改善
 平成18年度稼動 大曽根雨水調整池 12,000m3
 平成22年度稼動 堀川右岸雨水滞水池 13,000m3
 建設中      堀川左岸雨水滞水池 14,000m3
(7) ヘドロの浄化実験
中橋~五条橋(300mの区間)で5ケースによる浄化実験を実施する。
・ 覆砂(厚さ30㎝)
・ 浄化材による被覆(厚さ30㎝)
・ 覆砂(ヘドロ除去後)
・ 浄化材による被覆(ヘドロ除去後)
・ 浸透施設の設置(すり鉢状のものを1m間隔で設置)

2、 ビデオの放映
・ 干潮河川堀川の実態
・ 第10回エコロボットコンテスト

3、 調査結果について
 調査開始以来報告数は3,513件に達している。堀川1000人調査隊2010の第16回調査隊会議が平成27年2月15日に名古屋都市センター11階大研修室で行われました。その概要は次のとおりです。 1 名古屋市による施策の紹介 これまでの施策に加えて平成26年度においては、新規水源として狭投橋に井戸が設置されました。志賀橋上流にいても井戸が設置されます。 また、平成27年1月中旬に五条橋~中橋間300mにおいて浄化実験工事が施工されました。今後調査を行い、効果を確認していきます。(事業費1700万円) 2 ビデオの放映    平成26年11月22日に木祖村で行われた「木曽三川がつなぐ山とまち第8回インターネットフォーラム」の様子が紹介されました。 3 調査結果の報告   ・堀川においては、木曽川導水停止後においても年ごとにバラつきはあるものの、全体として改善傾向にあると報告されました。その原因としては名古屋市において実施されている名城水処理センターの高度処理、合流式下水道の改善等の施策が有効に機能しているのではないかという説明がありました。   ・新堀川については鶉橋~大井橋間の水の汚れの印象が悪く、においについても「におう~ひどくにおう」の割合が高いと報告されました。会場からは堀川に比べ川の断面に対して流量が少なくないとか河床の勾配が緩やかなことが影響しているのではという意見がありました。   ・平成26年10月8日の皆既月食のときの大きな潮位の変化による影響を調査しましたが、堀川の水環境としては大きな変化はありませんでした。この原因としては秋で赤潮、青潮が発生しにくい時期であったことや10月6日に台風18号で大雨があったことによるものと説明されました。   ・平成27年4月20日に春の大潮がありますので、この日に水位変化の大きい時の堀川の様子を調査することになりました。毎年、春の大潮での調査を行う予定です。  第15ステージの特徴として4月~6月は気温が平年値より1℃高い。
 降水量は平年値より50㎜程度少ない。
 日照時間は平年値より50時間多い。
(1) 水の汚れの印象
 導水中は改善され、停止後は悪化した。しかし、その後は名古屋市の施策により改善されつつある。
 上流区間はきれい、どちらともいえないが100%。
 中・下流区間は改善傾向にある。
(2) 透視度について
  上流区間は第12ステージ以降70㎝以上。
  中・下流区間は導水停止後と比較してやや改善されて維持されている。
(3) CODについて
  CODについては上流区間については10㎎/Lを超える頻度が高くなった。
  中・下流部では悪化傾向にある。
(4) あわについて
  上流区間ではあわの報告なし。中・下流区間は改善・維持傾向にある。
(5) においについて
  上流区間はひどく臭う、臭うの報告はなし。
  中・下流区間は導水停止後悪化したが、その後改善・維持されている。
(6) 色について
  出現した色としては黄灰色、淡灰黄緑色、灰黄緑色が多い。
  褐色のときは赤潮が発生している。植物プランクトンのクリプトモナスによ る。白っぽい色がでることがあるが、このメカニズムは堀川に有機物が流入 すると、微生物の働きが活発になり、低層の酸素がなくなる。そこへ海水の 硫酸イオンが入ってくると硫化水素などの硫化物ができる、この硫化物が潮 の動きで酸素と混じり合うと硫黄コロイドになり白濁すると考えられている。

4、 高濃度酸素溶解水注入による新堀川浄化実験の中間報告が大同大学調査隊から 行われた。

 引き続き堀川の水質調査に取り組み、堀川の再生につなげていくことを確認 して閉会した。
(詳細については堀川1000人調査隊を参照ください。)

第14回 堀川1000人調査隊会議開催さる

 堀川1000人調査隊2010第14回調査隊会議が平成26年2月15日に 都市センターで開催された。
 主な内容は
      1、ビデオニュース
      2、名古屋市による施策の紹介
      3、平成25年度補正予算の成果
      4、第14ステージ調査の分析結果
等であった。
1、 ビデオニュース
 第7回木曽川がつなぐ山とまちのインターネットフォーラムの様子と「堀川のいま」として堀川上流部に生息する野鳥、また、1月18日に遡上したボラの大群について紹介があった。
2、 名古屋市による施策の紹介(新規分)
① 新たな水源の確保・・・稚児宮人道橋下流に0、01m3/Sの井 戸設置(平成26年3月供用開始)
② 水質の向上策・・・木津根橋~黒川2号橋に石を積んだり植物を植えたりして、流れに変化つけるとともに生物が潜む場所を設置。
③ 水質調査結果・・・第14ステージではBOD、DOの数値が共に高くなっていた。9月に大雨があり底質が変化したり、海の状況が変化したことによるものなのか今後を見守っていきたい。
3、 平成25年度補正予算の成果
① 干潮時に露出するヘドロに着目した浄化策の検討調査を実施(天王崎橋から筋違橋)
 検討調査の概要・・・ヘドロの堆積状況調査、既設護岸老朽化調査、水質調査、臭気調査
②中間報告(中橋~五条橋)
 ヘドロの堆積状況調査、未改修護岸の状況調査、臭気等調査、有識者ヒヤリング
③来年度予算において中橋~五条橋間の300mでヘドロの浄化実験と親水護岸の整備を行う。
4、 第14ステージ調査の分析結果
① 9月4日の記録的な短時間の大雨をはじめ4回にわたり台風の影響で 大雨が記録された。その結果、底泥の表層部分が流出し底質が改善されたことが考えられる。
② 汚れの印象の評価は「色」による評価が増加し、“きれい”から“どちらともいえない”の割合が増加している。
③ 透視度は表面では大きな変化はないが、川底に近いところではきれいになっている可能性がある。
④ 底質が改善され貧酸素による青潮の発生がなくなり透明感が増した。そのため、出現した主な色は濃灰色、灰緑色など濃い色が増加した。
⑤ 川底から“あわ”が出ているときは“におい”も出ている。今回は川底からの“あわ”が減少し、“におわない”から“ややにおう” の割合が増加し、“ひどくにおう”は0で、においの評価がよかった。
 全体としは木曽川からの導水時と同じほどの水質の改善がみられた。
 今回の調査結果では、種々の施策が機能し水質改善に明るさがみられる資料となっているが、引き続き第15ステージの調査を継続して新たな知見に結びつけていくことになった。
 (詳細については堀川1000人調査隊を参照ください。)

第13回 堀川1000人調査隊会議開催さる

 平成25年9月29日(日)、名古屋都市センターで、第13回調査隊会議が開催された。
 今回の会議の主な内容は、ビデオニュースでの活動紹介、名古屋市による施策の紹介、調査隊の調査報告の集計、分析結果についてであった。

1、ビデオニュース
①堀川生物多様性対策会議が7月上旬に、夫婦橋~新堀川橋の間でコイの生態系に与える影響について調査を実施した。
②伊勢湾調査体験会が8月上旬に20名の参加で行われた。
③第9回エコロボットコンテストが8月25日に22チームが参加して行われた。

2、名古屋市による施策について
①水源の確保
 これまで堀川の上流部で4本の浅層地下水により0、0305m3/sの水源が確保されていたが、本年度も稚児宮人道橋下流に0、001m3/sの井戸を設置する。(3月頃完成予定)
②瀬淵の形成により水質の向上を図る。
③下水処理水の活用として、守山水処理センターの膜ろ過水日最大4,000m3を堀川に通水(4月~10月)
④汚濁物質の除去、流入削減
・ごみキャチャ―で平成24年度は1.1トンを回収
・名城水処理センターの高度処理
     導入前3年間(平均)     24年度(平均)
      BOD  5.5           4.2
      SS   3.3           1
・合流式下水道の改善
      大曽根雨水調整池   18年度(12,000m3)
      堀川右岸雨水滞水地  22年度(13,000m3)
      堀川左岸雨水滞水地  建設中 (14,000m3)
⑤庄内用水路頭首工のゲート操作による流入水質の調査
 ゲートの開け方による水質の差は夏場には見られない。
 冬場には左岸側ゲートを開けた方が水質がよい。
 今後は左岸に近いゲートを開けることで対応していく。
⑥ヘドロの除去について
 今年度の補正予算によって天王崎橋~筋違橋間の護岸際のヘドロの堆積状況、護岸の老朽化調査、水質調査、臭気調査 を実施する。

3、集計、分析結果について
 調査結果の報告数が3,000件を超えてデータの分析ができるようになった。
①水の汚れの印象・・・・・春~初夏
 全体的にみると導水中は改善し、停止後は悪化したが、その後施策の効果により改善傾向にあった。しかし、第13ステージ では気象条件によって悪化している。そうした中でも、猿投橋~城北橋間は改善傾向が出ている。
②水の汚れの印象については色で評価されているところが増加している。
③透視度について・・・・・春~初夏
 猿投橋~城北橋は改善傾向にあるが、城北橋から下流ではそのようには言い切れない。
④CODの変化・・・・・春~初夏
 導水中は猿投橋~松重橋間で改善がみられたが、導水停止後は顕著な変化はみられない。
⑤泡について
 ヘドロの中の硫酸還元菌による硫化水素やメタン生成菌によるメタンガスが、水位が低下すると泡となって出てくる。導水停止後も減少傾向にあったが、12、13ステージでは増加している。気温の高いことが関係していると考えられる。朝日橋~松重橋間は他の区間よりも多い。
⑥においについて
 においについても、泡と同じようなことが言える。導水停止後は悪化しその後改善傾向にあったが、昨年、今年と悪化している。 水温との関係が考えられる。
⑦色について
 第1ステージから第13ステージで多く出現した色は淡灰黄緑色、灰黄緑色、灰緑色だった。第13ステージでは緑渇色、濃渇色など暗めの色が多かった。これは赤潮の影響が考えられる。
⑧潮回りによる水の汚れの印象・・・・・春~初夏
 大潮時には猿投橋から瓶屋橋に向かって悪化している。特に、瓶屋橋と松重橋間の印象が最も悪い。
 小潮時には猿投橋と瓶屋橋間の印象が悪い。
⑨今回から調査活動は新堀川にも広がった。

 これからも調査を継続し、問題点や改善点を明らかにするとともに、市民の輪を広げていくことにより、行政を動かし堀川浄化に結び付けていくということを確認し会議は終了した。
(詳細については堀川1000人調査隊を参照ください。)

第12回 堀川1000人調査隊会議開催さる

 平成25年2月23日(土)、名古屋都市センター11階研修室で、第12回調査隊会議が開催されました。
 この会議は、平成19年9月を第1回として、半年毎に開催を積み重ねてきています。
 この日の第12回調査隊会議は、第12ステージの定点観測活動などの成果を報告するために開催され、市民、行政、あわせて105名が参加しました。
 この半年間の活動を紹介した調査隊ビデオ班作成のニュースフラッシュや、名古屋市の河川環境改善の取り組みや庄内用水頭首工のゲート操作による堀川水質改善調査の報告、市民調査によってわかった堀川のあらたな知見などが次々に報告され、たいへん中身の充実した報告会となりました。
 また、名古屋市環境局からは、市内の河川などの水質環境目標値の見直し(現在、意見募集中)について、なごや生物多様性センターからは、外来生物と特定外来生物についてのお話があり、鯉の生態系への影響について議論がありました。
 なお、第12ステージでは水の汚れの印象が悪化していて、透視度やCODではあまり変化がなく、色が灰色っぽいので青潮現象が悪化の一因ではないかとの指摘がありました。昨秋は高温で硫酸還元菌の活動が活発でそれが原因ではないかと推測されるとのことで、今後こういった面にも注意して調査してはどうかとの提案がありました。
(詳細については堀川1000人調査隊を参照ください。)

第11回 堀川1000人調査隊会議開催さる

 さる平成24年9月22日都市センター11階会議室において第11回堀川1000人調査隊会議が開催されました。出席者は約100名でした。

1、 堀川浄化の社会実験について名古屋市の成果報告
 平成19年3月27日~24年3月22日の5年間実施。うち当初3年間は木曽川導水をおこなった。
 浄化用水の導入によって透視度、DO、BOD、SSがどのように変化するのか10カ所の調査地点で調査した。その結果、中流域(納屋橋付近)までは水質の改善が認められた。
 導水期間後においても、中流域までは平成22年度からは名城水処理センターでの高度処理の導入、堀川右岸雨水滞池の供用開始、平成23年度は庄内川水質が良好であったことから導水前の状況より改善されている。

2、 堀川浄化に向けての名古屋市の施策の報告
① 瀬古で浅層地下水の利用
  平成25年1月開始予定。水量は 0.01m3/s。
② 下水処理水の活用
  守山水処理センター膜処理水を約0.05m3/s 4月~10月は堀川に。
③ 瀬淵の形成
  夫婦橋下流で実施。黒川2号橋付近にも計画中。
④ ヘドロの除去
  平成6年度~平成23年度 144,000m3
⑤ ゴミキャッチャー
  平成23年度の実績2.3t
⑥ 堀川右岸雨水滞水池
  13,000m3 (平成22年度稼働)
⑦ 堀川左岸雨水滞水池
  14,000m3(建設中)
⑧ 名城水処理センターの高度処理
  ろ過装置の稼働(平成22年度~)

3、 名古屋市による庄内川頭首工のゲート操作による水質調査結果
 頭首工には6機の巻き上げゲート、4機の転倒ゲートが設置されており、転倒ゲートは常時固定されている。巻き上げゲートNO、1(南側)、 NO、6(中央部)を操作して、八田川の流入水の影響を調査した。
 冬場においては、NO、1を揚げた方がリグニンの混入が少ない。夏場においてはNO、1とNO、6との間に差異はなかったという報告があった。この件については引き続き調査が継続される。
 第11ステージの市民調査では、5月21日の金環日食の特別な大潮の日に 一斉調査を行った結果、大潮の日の堀川の変化の解明に大きく迫ることができました。その結果、堀川で発生する、赤潮や青潮のメカニズムや、堀川で魚が大量死するメカニズムなど、これまでよくわかっていなかった堀川の実態解明に大きく迫ることができました。
 これまで5年半にわたって、市民と行政が一緒になって活動してきた結果、  堀川が今、少しずつ改善に向かっていることも確認できました。そして、これから先も、堀川の浄化・再生のために、市民と行政が一体となって力を合わせてゆくことを確認しました。(詳細については堀川1000人調査隊を参照ください。)

第10回 堀川1000人調査隊会議開催さる

 去る平成24年2月25日北区名城水処理センタ-において、第10回堀川1000人調査隊会議が開催されました。約120名の参加者が集まりました。
 冒頭、梅村会長から、堀川1000人調査隊2010実行委員会がこの冬、環境省 水・大気環境局長より「水・土壌環境保全功労者」として、名古屋市長より第1回なごや環境活動賞(環境首都づくり貢献部門)の2つの表彰を受けた、とのうれしい報告がありました。会の活動状況のビデオ上映の後、各団体から報告がありました。(詳細については堀川1000人調査隊を参照ください。)
 <緑政土木局>
(1)朝日橋あたりに堰を設置した場合の水質改善効果のシミュレ-ション結果
 堰の上流側でBODの改善、下流側でBODとSSの悪化、DOの改善が予想されるが、変化は小さいとの結果であった。このため、実施調査は見送りとなった。
(2)6年間の秋の水質調査結果のまとめ
 小塩橋、納屋橋などの中流域では導水前に比べBOD,DOが導水により改善された。導水が終了した後もBODは導水期間と同じ位に低いままである。
(3)庄内用水頭首口のゲ-ト操作で庄内用水の水質改善が可能か調査を開始。ゲート操作で八田川の水質影響を少なくするのが主目的。
 <名工大学生グル-プ>
 使用済み使い捨てマスクを利用した油吸収の実証報告
 マスク1枚で大さじ4/5杯の油を吸収してくれる。活用して堀川をきれいにしてほしい。
 <事務局長>
 5年間の堀川社会実験の報告がなされた。
(1)導水による浄化効果を市民の視点と感覚で調査するため、堀川1000人調査隊2010を木曽川実験導水に合わせて平成19年4月22日に結成。当初は約2300名であったが、現在は約10倍の21000名余りとなり、堀川浄化と再生を願う市民のネットワークが大きく広がっている。
(2)木曽川導水による水質改善の範囲は、概ね猿投橋~松重橋間であったと考えられる。導水停止後、猿投橋~城北橋間、松重橋~大瀬子橋間で”ひどく臭う~臭う”が増加した。
(3)皆さんの活動で多くのことがわかってきた。行政も堀川浄化の施策に取り組んできている。堀川の水質には庄内川、新堀川の水質など多くの要素がからんでいる。木曽川導水の再開には木曽三川の流域の皆さんの理解協力が必要で交流が重要である。

 事務局長より以下の提案があり了承され、今後も、各種活動を継続強化することを確認しあいました。
(1)堀川1000人調査隊2010実行委員会の名称をこれからも当分の間使用する。
(2)第11ステージの調査を継続しておこなう。
(3)第1回堀川一斉調査を大潮にあわせておこなう。金環日食が5月21日にあり、20日、21日に実施する。

第9回 堀川1000人調査隊会議開催さる

 去る平成23年9月10日(土)、熱田区白鳥の名古屋国際会議場2号館232・233会議室において、第9回堀川1000人調査隊会議が開催されました。100名を超える参加者が集まりました。
  第9ステージ(平成23年4月~同6月)に行った調査結果の報告とこれまでの総括および今後の取り組みについて協議しました。
 第9ステージには112件の調査結果が報告されており、過去最低だった第8ステージの104件をわずかですが上回りました。

◎ 第9ステージで判明した特筆すべき点について以下に示します(以下、詳細については堀川1000人調査隊を参照ください)。

1.導水停止後2年目は、上流部と中流部で結果に違いが出ました。

2.雨の降った翌日の堀川の様子について。
 朝日橋より上流では、雨の降った翌日の方が、雨の降らない日の翌日より透明感があり、水の汚れの印象もよい、という意外な結果がわかった。
 一方で、朝日橋より下流では、雨の降った日の翌日は、雨の降らない日の翌日より透視度が落ち、においがひどくなっている様子が見て取れた。

3.堀川は、中流部に問題が残る!

4.一般に市民が堀川を見た第一印象で、次のことがわかった。
 「きれい」と判断したときは、透視度で評価していることが多い。
 「汚い」と判断したときは、「色」をみて判断していることがわかった。
 ただし、前日が雨で、その翌日堀川をみて「汚い」と判断したときは、 「におい」で判断するようにかわることが多いことがわかった。

5.導水停止後、堀川沿岸の路上のごみが増える傾向がある。
 ごみは、たばこの吸殻が非常に目立つようになっている。

6.市民が堀川をみて、きれいと感じる透視度のボーダーラインは、70cmであることがわかってきた。

7.堀川では、大潮(満月・新月)のときと、雨が多量に降ったときが重なるとコノシロなどの魚の大量死がみられる可能性があることがわかった。

8.堀川を愛する人の輪は確実に広がっており、平成23年8月末現在で堀川応援隊を含めたネットワークは、2,265隊、16,862人に拡大した。
 今後も地道に堀川を愛する人の輪を広げてゆくことが大切と認識した。

9.4年と3ヶ月の長期にわたる市民活動で、定点観測隊の調査レポート(インターネット報告分)は、のべ2,282件に達した。

 以上の調査結果から、堀川1000人調査隊は、今後次のような活動を展開してゆくことを事務局が提案、満場一致で決定しました。

1)調査活動を通じて判明したデータ、分析結果に基づき、これからも行政に対し、社会実験・浄化施策の提案を続けてゆく。

2)私たちが切望する木曽川導水の実現には、流域の人たちの理解が不可。そのためにも、木曽川だけでなく、長良川・揖斐川など幅広い流域の人々との市民交流を積極的に深め、堀川について理解を深めていただくとともに、私たち自身も、それぞれの流域の事情等を勉強する姿勢が大切。相互に理解を深め・相互に応援できる市民レベルのネットワークをの構築につとめてゆく。

3)自分たちがすぐにでもできる、生活排水に気をつける啓発運動を展開する。
       (市民団体 クリーン堀川と連携して実施)

 以上の活動を柱に、堀川1000人調査隊は市民と行政が一体となって、堀川の再生を目指し、第10ステージ以降も、皆で力をあわせて頑張ることを誓いました。

上記1)に関して、名古屋市長あてで、「堀川浄化のための市民提案」を決議し、梅本会長より当日出席の入倉副市長に手渡しました。

第8回 堀川1000人調査隊会議開催さる

 さる3月19日(土)名古屋都市センターにおいて、第8ステージにおける調査結果の報告のための第8回堀川1000人調査隊会議が開催されました。
 第8ステージは、平成22年9月12日から12月17日の間実施されました。平成22年3月22日に木曽川導水が停止されており、その影響がどうなるか興味の有った所です。また、調査期間の内、10月5日から11月2日の間は、庄内川からの導水が毎秒0.3立方メートルから0.7立方メートル増量されましたので、これによる変化も合せて調査されました。
 第8ステージの期間中には104件の調査報告が有りましたが、この件数は過去最低で、回を重ねる毎に減少傾向に有ります。なお、この調査のスタートから第8ステージ終了までの間に2098回の観測を実施しました。

第8ステージの調査を取りまとめた結果、概略は下記の通りです。

水の汚れの印象について
  導水期間中に水の汚れの印象が改善していたかどうかわかりませんでした。
透明度について
  導水期間中に透視度が改善していた事が分かりました。
CODについて
  導水期間中にCODが改善していた事がわかりました。
次に、庄内川からの増量による変化について。
 調査データ数が少ないため猿投橋〜港新橋間の調査のみのデータで評価しています。
水の汚れの印象が悪くなっています。
導水期間中に水の汚れの印象が改善していたかどうかわかりませんでした。
透視度については、顕著な違いは確認されませんでした。
CODについても顕著な違いは確認されませんでした。
なお、詳細については、「堀川1000人調査隊」ホームページをご覧下さい。

2011年度も継続して調査を行う事が確認され、早速4月より開始されます。

 また、平成22年12月16日、名古屋市中区の名古屋合同庁舎2合館で「中部の未来創造大賞」の表彰式が開催されましたが、堀川1000人調査隊は、特別賞(中日新聞社賞)を受賞しました。

堀川1000人調査隊への参加

 名古屋市の中心を流れる堀川の再生を願って、平成19年3月末より木曽川の水を試験的に導水・放流し、その効果を検証する試みが始まっています。
 この効果を、市民・住民が協力して観察し検証しようと、「堀川千人調査隊」が組織されました。あわせて、広く名古屋市民に堀川に関心を持ってもらい、試験導水が終わった後も、本格的に導水してほしいという声を盛り上げようという趣旨も含まれています。

 詳しくは当該ホームページ (堀川1000人調査隊)を参照下さい。

 水問題研究所はこの調査隊に参加し、北区の名城水処理センター横に架かっている城北橋の上から堀川の水質(COD、透明度)、景観、臭い等を観察しています。
 調査は、春と秋に3ヶ月ずつ行っています。我々は、ほぼ1週間に1度、これまでに45回調査を実施しました。一概には言えませんが、木曽川の水が導水されている時はCOD、透明度等水質は良いようです。
 川がきれいか汚いかというのは非常に感覚的なもので、一人一人で違うようです。水質的な数値が良好でもゴミがたくさん浮いていれば、汚いと思うこともあります。こうした判断はなかなか難しいと思っています。
 なお、本調査隊としては平成21年度は1月に1回程度調査地点および測定項目を増やし、調査を進めていく予定です。

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9月11日(土) 第7回 堀川1000人調査隊会議開催さる

 去る9月11日(土)名城水処理センターにて、第7ステージの結果報告のための第7回堀川1000人調査隊会議が開催されました。第7ステージは、本年3月22日に木曽川導水が停止され後の4月1日〜6月30日の間行われました。以下にその概略を記します。
 この間に合計111件の報告がありました。これらを纏めた結果、導水中に徐々に改善されてきた堀川の水質が、導水停止により、悪化している事が確認されました。特に導水地点に近い猿投橋〜城北橋間ではすべての項目で悪化している事が確認されました。
 詳細については【堀川1000人調査隊2010 活動の記録】を参照して下さい。

 また、第8ステージは10月開始の予定です。

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堀川1000人調査隊第7ステージ(継続調査)調査始まる

 既にご報告の通り、3年間続けられた社会実験「木曽川からの導水実験」は去る3月22日で終了しました。
 堀川1000人調査隊では導水停止後の堀川の状況を継続的に調査し、導水期間中の過去3年間と導水停止後の河川の状況を比較検討し、木曽川からの導水の必要性を広くアピールして行こうという事で決定していましたが、その調査(第7ステージ)を4月より開始しました。
 我々「水問題研究所」チームも4月7日に今ステージの第1回目の調査を行い、その後毎週水曜日の午後2時から名城水処理センター傍の城北橋にて継続して行っています。調査項目は今までと同じで、簡易COD、透視度、色、臭い、魚や鳥の数、水面や地上の汚れ、ごみの数等です。

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「水問題研究所」の調査状況

 4月8日(水)
 満開の桜のもとで、第5ステージ最初の調査を行いました。

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 4月15日(水)
 桜の花もあっというまに散ってしまいました。
 ゴミフェンスに桜の花びらがイッパイたまっていました。
 残念なことにごみの入ったビニール袋が1個ありました。

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 10月28日(水)
 10月から第6ステージ(最終ステージ)が始まり、今回4回目の調査を行いました。
 どういうわけか珍しく生き物が全く見られませんでした。  

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