熱田神宮・清水社

熱田神宮
熱田神宮
熱田神宮 清水社
熱田神宮 清水社

 1900年余の歴史をもつ熱田神宮の末社の一つに清水社(しみずしゃ)があります。
 水をつかさどる神様である「罔象女神(みずはのめのかみ)」を祀っています
 本殿の東隣に神楽殿がありますが、その右手から本殿の裏手を回る「こころの小径」があります。ここは参拝客で賑わう本殿前とは別世界の訪れる人も少ない静かな杜の中の散歩道になっております。この径を進んだ所に清水社があり、社殿の奥に水が湧いている石組みの小さな池があります。古くから「お清水様」と呼ばれ親しまれてきました。その水で眼を洗えば眼が良くなり、肌を洗えば肌がきれいになるという信仰があります。

お清水様
お清水様

 今からおよそ800年前平安時代の末期、源氏との勢力争いに敗れた平景清が熱田の杜に逃れてきた際、眼を患いこのお清水様に祈り、湧水で眼を清めたところ治癒したという伝えがあります。
 現在でもきれいな水が流れるこの池にひしゃくが備えてあり、中央付近の石に3回水をかけて願い事をすると願い事がかなうと言われています。
 取材にあたったメンバー達もその作法に従い願い事をしましたが水をかけるといっても少し距離があり、打ち水の要領で水を飛ばすので石に水を当てることに集中して願い事をするのを忘れてしまいそうでした。
 清水社への行き方は熱田神宮境内案内を参考にして下さい。

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